6月27日「菖蒲華（あやめはなさく）」のお話

今日は、夏至の次の候、6月27日～7月1日までの72候、「菖蒲華」となります。品のあるたたずまい、美しいアヤメの花が見る人の目を楽しませてくれます。

その優雅な立ち姿が美しい人のようだと表現されることもあって、“いずれがアヤメかカキツバタ”という表現は、品のある美人の代名詞にもなっています。

曇った梅雨空の下、青紫色の大輪の花が、目を楽しませてくれます。ちなみに、端午の節句の菖蒲湯に使用される葉は「ショウブ」で、ここで言うところの菖蒲は「ハナショウブ」です。混同し易いのですが、まったく別の種類なのです。